電子書籍ショップの方が色々探すと思うんだが...

 電子書籍系の内情の本で有名なのは多分、鈴木みそさんの「ナナのリテラシー」「でんしょのはなし」とかで、最近出た「重版出来」にも電子書籍の話が出て来ます。




 で、この手の話で絶対出て来るのは「電子書籍サイトのトップページとかに表示されないと限りなく埋没して日の目を見ない」って話なんだけど、私個人で言うと、そんな事全然ないんですよね。

 むしろリアルの書店の方が平積みスペースが限られてるからキビシイんじゃないかと...
 で、重版出来の11巻に出て来るみたいに、リアル書店の場合、店員さんのオススメコーナーっぽいのが肌に合うと、そこにしょっちゅう買いに行くってのはアリだと思うわけです。

 私がリアル書店にあまり行かなくなったのは、以前行ってた書店のマニアックなセレクションコーナーが無くなっちゃったからなんですよね。まさに重版出来の11巻に出て来る話と重複してます。

 それで、電子書籍のショップだけど、私はむしろトップページなんてほとんど見なくて、昔好きだった作家さんで追いかけ切れなくなっちゃって、その後の行方が分からなかった作家さんの本をサーチで探したり「音楽」とか「4コマ」みたいなキーワードでサーチしたりして買う事の方が圧倒的に多いです。

 特に80年代好きだった少女漫画家の人とかは、レディコミ系に移った人が多いみたいで、その辺は男性の私には追っかけ切れてなかったのを、電子書籍ショップのサーチ機能を使って発掘してます。

 例えば「ぶーけ」なんかで読んでた星崎真紀 さんとか塩森恵子さんとか。星崎さんのは「ステージママの分際で」ってのがオススメ、塩森さんのは「純情娘 ガテン系」がオススメ。


 「純情娘〜」なんてドタバタコメディーで青年誌あたりでも良かったのでは? とか思ったりして...

 少女漫画以外でも、しおやてるこさんの本とか、小笠原朋子さんの本とか探し当てました!


 と、こんな風にマニアックにサーチする人間だっているんだぞ! っと電子書籍系の人に言いたかったりして...
 でも、それも元々知ってる作家さんの名前を探してるわけではあるんだが。

 あと、立ち読み機能とか1巻無料では、私は結構新しいネタの本買ってます。例えば「重版出来」は絵の感じはそれほど好みじゃなかったから、1巻無料がなければ永久に買う事はなかっただろうし、本のタイトルを隠して「とにかく読んで見て!」みたいな企画で見た「左利きのエレン」なんかも、リアルの書店だったら買わなかっただろうと思うんですよね。

 まだまだ忘れちゃってる作家さんの名前とかありそうなんで、思い出したら、またサーチすると新たな出会いがあるかも知れないと思うと楽しみです。

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