最終的に AI に取って代わられるんだろうけど

 なぜか昨日の書き込みの参照数が多い、ミク物、とかのキーワードに引っかかったのか?

 さて、昨日も書いたように10代に教えられるような形で、自分が昔から好きだった音楽にこだわるのも悪くないと思い始めたわけです。

 さらに2010年代中盤頃から AI が注目されるようになり始めたのは、皆さんご存じの通り。AI 自体はかなり昔からあったけど再注目されたのは、やっぱり Google の Alpha Go で囲碁に強い謎の人物みたいなので話題になってからでしょうね。

 余談になるけど1980年代に人工知能ならぬ、人口無能なんてのが流行った事があって、ネットのチャットで人口無能相手にバカな会話を楽しんだりしたものです。ただ、人口無能とはいえ、コンピューターの辞書リストから突然発せられる会話は、思わぬ閃きのように見え「こいつ、ホントは頭いいんじゃないか?」なんて笑ってたもんです。

 さて本題の AI、音楽だけど、私が好きな音楽ジャンルの一つ、映画音楽のうち、誰がやってもおんなじだろう!みたいな映像向け BGM は、かなり早い時点に AI に取って代わられるだろうな、ってのは簡単に思いつく事でした。

 特に最近の映画音楽って、な~んか同じようなのばっかりで、サンプリングのオーケストラで Epic Orchestral!とか言って、メロディー性の希薄な金太郎飴音楽がやたら多くてウンザリ!!!

 で、もちろん、将来的にはほとんど全てが AI に取って代わられ、人間はコンピューターに飼われるネコみたいな存在になるか、スタートレックみたいに、お金を稼ぐ仕事はなくなって、仕事っていうのは栄誉のためにするもの、ってな感じになると思うけど、そこに行きつくまでには淘汰されるであろうジャンルの仕事が沢山出てくるわけで、特に金太郎飴状態になってる映像向け音楽の仕事は、かなり危ういでしょう。

 それなら自分は何をするのが正しいのか?っていう自問自答を繰り返したんだけど、まず昨日も書いたように「昔の音楽だっていいじゃん!」っていう考えの中、自分的に「これは好きだ!」ってのを割り出しつつ「このジャンルは最後まで AI に侵食されにくいのでは?」って傾向を考えてみたわけです。

 自分が10代の頃から好きだった音楽は映画音楽だったわけだけど、その流れの中でイージーリスニングに分類される音楽は、映像向け音楽・軽いポップス・軽いクラシックと色々なジャンルが入っていて中々よろしい!

 今の若い世代でもラウンジ系とかチルアウトとかモンド系とか、タワレコあたり行っても、ちゃんとコーナーがあって、時々散発的なヒットが出たりしてるので、結構みんな知ってる。

 オケで言えばレーモンルフェーブルとかマントバー二あたりで、ラジオの「ジェットストリーム」って番組でかかってるようなのが有名。この辺の音楽は AI に侵略されにくいような気がしてるんですよね。

 で、小中学生の頃は、そういう音楽が好きだったんだけど、中学後半になるとロックの波には勝てず、当時主流だったプログレに走るわけです。私は昔からピアノ習ってたんで、キースエマーソンとかリックウェイクマンは凄い気に入ってコピーして弾いてたわけです。

 この辺のピアノの基礎が分かってないと書けないタイプの楽曲ってのも、AI には侵略されにくいのでは?と考えたわけです。

 じゃあ、そういうイージーリスニング+プログレっぽいピアノを自分で弾いたらどうか?って考えたんだけど、それだけじゃあ詰まらないだろう!と、例によって余計な野望がムラムラと燃え上がって来たわけです。

 そこで、2013年頃から実験してたバーチャルオーケストラ・バーチャルピアニストを引っ張り出してきて、バーチャルキャラが演奏する、ちょっとクセのあるイージーリスニングはどうだ?ってな感じを考えるようになったわけです。

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