Vtuber が盛り上がり始めて思った事

 昨日書いたように、2017年後半から Vtuber が出始め、2018年頃からは雨後の竹の子の如くに Vtuber が増え始めたわけです。

 一説では5000人以上とか言われてたんだけど、最初はキズナアイがキッカケだったと思います。で、それに続け!とばかりに、バカみたいに Vtuber が登場したわけで、そんなの上手く行くわけないじゃん!と単純に考えたって、分かりそうですよね!

 こういう二番煎じとか、便乗商法で楽して儲けようっていうのは、昔から音楽業界の定番アホパターンであって、例えばエリマキトカゲが流行ったからキャラクターソングを作るとか、比較的記憶に新しいのでは「だんご三兄弟」が流行ったからって「やっぱり団子は4兄弟」が出たりとかね。

 いい加減みんな気づきゃいいのに、Vtuber でも同じ事が起こったわけです。しかも Vtuber で間が悪かったのは、景気の悪いレコード会社じゃなくて、お金持ってる IT メーカーが、やれ「数億円かけた Vtuber 用のスタジオを建てた」とか「最新鋭のキャプチャーシステムを導入」とか、ハードを買い込むだけで、あとど~すんすか?みたいなパターンなわけです。

 まあ、儲かってる IT メーカーが税金逃れにやってるだけだったのかもしれないけど、やればやるほど、先行者利益を獲得してるキズナアイちゃんが盛り上がるってわけですな。

 当然の事ながら、多くの(っていうかほとんどの)Vtuber は沈没し、本家キズナアイも、なんかお家騒動があったりしてドタバタらしいし…

 というわけで、私がやろうとしてる「バーチャルピアニストのフミカ」の開発メモ用 OneNote には「乱立する Vtuber に心乱されずコンセプトを死守する事! 」って、デッカくメモしてあります。

 とにかく「綺麗にピアノを弾く事」「〜ファンタジーとリアルの狭間で演奏する〜
 Virtual Pianist Fumika(フミカ)」「オシャレ、カルチャー、ストイック」という事をメインに持ってくる事。

 その中でも「とにかく音楽ファーストで考える」ってのを全ての大前提に置いて事を進めようと決心したわけです。

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